スプラトゥーン2で相手と戦う時、大事な要素の一つが『武器の射程』だ。
当たり前の話だが、射程の短い武器と射程の長い武器が直線状で向き合っている場合、射程の長い武器の方が有利だ。
射程の短い武器は射程の長い武器の攻撃をかわしながら近づかなければならないが、それは上級者でもなかなか難しい。
じゃあ、射程の長い武器が最強じゃん!と思うかもしれないが、いやいやそんなことはない。
ちゃんと射程の短い武器が射程の長い武器に勝つ方法はある。
射程負けしている状況での立ち回りについて解説していこう。
今回はあの二人にも協力してもらった。
スプラトゥーン2で射程負けしている時に取るべき行動とは?
あーもー、むかつくーっ!
おや、みならイカ君。今日も元気にスプラシューターで塗りに励んでおるようじゃのう。関心関心。
聞いてよせんせイカ!せっかくスプラシューターで頑張って攻めようとしているのに、遠くからプライムシューターとかラピッドブラスターとかに撃たれて何もできずにやられちゃうんだよお!あんなの卑怯だよ!
ふむ、確かに自分より射程が長い武器と戦う時は厄介じゃ。じゃが、みならイカ君はちと強引に攻めすぎるようじゃの。確かにトッププレイヤーの動画などでは足元を塗る⇒移動(かわす)⇒塗る⇒移動…みたいな感じで近づいて倒す人もいるが、多くの人はそう簡単には攻められん。
じゃあ、どうすればいいのさ~!?
無視すれば~?
え、なんで急に投げやりになるの?
というのは半分冗談で半分本気じゃ。長射程武器に対して“無視する”というのも一つの対策なのじゃよ。長射程シューターの攻撃が届かない場所で戦い、スペシャルが溜まったらそれで長射程武器を攻撃する。それも立派な一つの戦略じゃよ。大体長射程武器は射程が短い武器に比べて塗り能力が弱いものが多いから、相手陣地側に引きこもってたら不利になるのは向こうじゃし。
う~ん、まぁ、言われてみると確かに…。だけどもっと攻めていって倒したいよ~!
だったら相手の正面以外から近づいて攻撃する必要がある。これにはちょっとした戦略性も必要じゃ。
戦略性…。なんだか難しそうな話だね。
なんのなんの。すごくシンプルな戦略もあるから、まずはそこから見につけるといいじゃろう。
そういう簡単なのは教えて教えて!
射程が長いシューターやブラスターにどう近づくか?…の前に
射程負けしている武器に対してどう打ち勝つか…?の前に、せんせイカが言うように“無視する”というのは一つの対策。
特に長射程武器はその射程を活かして簡単に攻撃が届かない場所に下がって攻撃してくることもよくある。
確かにそうした相手はうざいことこの上ないが、これを無理やり倒しに行こうとすると位置バレしてやられたり、相手のインクが多い所にせめなければならず 不利な状況で戦わなくてはならなくなる。
多くのスペシャルウェポンは長射程武器に対して有効なものが多い。(あまり有効でないのはスーパーチャクチくらいだろう)
なので、長射程武器がいないような場所を選んで戦いつつ、塗りを広げてスペシャルをため、スペシャルを使って長射程武器を倒す(あるいは大きく下がらせて前線を上げる)
これも立派な長射程武器対策になる。
特に中央付近に近づいてこない長射程武器にはこうした動き方も大事になるぞ。
スプラトゥーンで射程負けしている相手に撃ち勝つには
射程で負けている武器に対して相手に気づかれている状態で正面から近づけば、ハチの巣になることは必至。
『ヨコ・後ろ・上・下』正面以外の方向から近づくことが大事になる。
例えば、多くのステージには“裏取り”できるルートがあり、主戦場である中央を通ることなく相手に近づくことができる。
常に裏取りルートを通れるわけではないが、相手に射程負けしている武器がいる場合は、狙っていきたいことの一つだ。
また、自分が近づくこと以上に意識したいのが”相手を動かす”ということ。
相手を動かしてステージ中央まで来てくれるようなことがあれば、自分が倒せなくても自分以外の味方が倒してくれる確率も大きく上がる。
長射程武器との戦いは”イカに相手を誘導するか”でもある。
ここでせんせイカが言っていた簡単な戦略も紹介しよう。
カギになるのはサブウェポン。
メインウェポンの攻撃が届かなくてもスプラッシュボムをはじめとしたサブウェポンの攻撃なら届くことが多い。
射程が長い武器に対してサブウェポンを投げれば、相手の間合いを崩すことができる。
相手が下がって態勢を立て直せば、その間に前線を上げたり、一気に間合いを詰めたり、相手に隠れるようにして別の場所に向かうことができる。
もし下がらずに前に出てくれば、その分色んな方向から攻撃出来るチャンスになる。
ボムを投げた後は投げっぱなしにせずに、その後自分でも追撃の動きをしながら追いつめていこう。
自分から動いたり近づいたりするのには限界がある。
だからこそ、相手を動かすことによって活路が生まれる。
まずボムを投げてみれば、何かが起きる。
相手のサブウェポン使用後を狙う
少し上級テクニックとしては、射程負けしている相手のサブウェポン使用後を狙うのもアリ。
サブウェポン使用後は大きくインクが減っているので、相手のメインウェポンもそれほど回数多く撃てない。
さらに、長射程武器の多くは足元の塗り性能が弱いことからサブウェポン使用後は、あまり自分の周りを塗ることができない。
これを利用してサブウェポン使用後に相手に突っ込んでみる⇒ちょっとさがる⇒突っ込んでみる、とやると相手がインク切れを起こしてしまうことも多い。
そうなればこちらのもので多少強引に近づいても狩ることができる。
ウデマエが強いプレイヤーになるとインク管理もうまくサブウェポン使用後でもなかなか隙を見せないが、Bランクくらいまでであれば十分通用するテクニックだ。
是非試してみてほしい。
スプラトゥーン2で射程が長い武器への戦略が思いつかない時は自分で使ってみる
みならイカ君にオススメなのは実際にやられているプライムシューターやラピッドブラスターを使ってみることじゃな。武器の練習にもなって一石二鳥じゃ。
でも長射程武器って使うの難しいじゃん。
そうじゃろ?難しいと思うじゃろ?でもそんな長射程武器にみならイカ君はやられとるわけじゃ。とすれば、長射程武器で難しく感じる場面はどこか?どんな攻め方をしたら強いのか?逆にどういう風にやられたらいやなのか?わかってくるのではないかな?
確かに。ラピッドブラスターとか最強じゃん!って思ったけど、ポジショニングによってはすぐ相手に回り込まれたりしてやられちゃうんだね~。ってことはある程度安全な場所から攻撃しなきゃいけないから…
そうそう。このブキ射程が長くて強いな~!と思ったら、やられたパターンで自分もやってみる。それで逆にやられれば、今度は自分がそのやられたパターンで戦えばいいわけじゃな。
う~ん、奥が深いね~!
というわけで、射程が長い武器の多くは癖があり扱いが難しいが、だからこそ自分で使ってみて、武器の特徴と倒せるパターン、やられるパターンを自分で体感してみるのはとても有効な対策の一つだ。
プライムシューターは想像以上にインク効率が悪いことがわかるし、ジェットスイーパーは真正面から来る相手にはめっぽう強い代わり、横に動くような相手はなかなか攻撃を当てにくいことがわかったりする。
ぜひ練習も兼ねて使ってみよう。、
射程負けしている武器との撃ち合いまとめ
射程負けしている武器に対して正面から攻めて倒すことは基本的にできないと考えよう。
頭でわかっていても、突っ込んでしまうプレイヤーは多い。
これをなくすだけでも随分戦いやすくなるはずだ。
射程で勝てない武器に対して無視するのも一つの戦略。
相手の攻撃が届かない場所を選んで戦い、スペシャルを使って射程が長い武器を攻撃していく。
もし焦れて中央に出てきてくれたらそれはそれでチャンスになる。
相手に近づくためにはステージ構造を利用して裏取りしたり、相手の横を突くような動きをしていこう。
また、ボム系のサブウェポンを使えば相手は何かしらの行動を起こしてくれる。
長射程武器はポジショニングが大事なので、そのポジショニングを崩せば有利な状況を作れることも多い。
困ったらとりあえずボムを投げてみるのもいいだろう。
実際に苦しめられている武器を使うのも有効。
倒しやすい状況と倒されてしまう状況を体感すれば、自分で動くときに大いに参考になる。
ぜひ、試行錯誤しながら戦ってみてほしい。