スプラトゥーン2の発売はちょうど学生が夏休みにはいる7/21です。
すでにスプラトゥーンをやっている親御さんの中には子供がスプラトゥーンで泣いたり怒ったりする姿を見て、心配になる面もあるでしょう。
あるいは、実際にスプラトゥーン2を購入してみて、対戦に負けたりすると子供が発狂する場面に遭遇して「大丈夫か…?」と思ってしまうことも。
スプラトゥーンが子供に与える影響、スプラトゥーンと子供のかかわり方について、割と真面目に考察してみました。
心配な親御さんは是非ご一読ください。
スプラトゥーンで発狂する子供…
子供はゲームに限らず、日常生活の中でもまだ感情のコントロールが出来ない部分は多いです。
例えば、スポーツや勝負ごとにまけて、大泣きしたり、怒り散らしたりといった感情を表に爆発させて表現するのは子どもならではです。
でも、いくら子供とはいえ、ゲームのスプラトゥーンでそこまで悔しがったり怒ったりムキにならなくても…と思う場面に出くわしたら心配になりますよね。
スプラトゥーンというゲーム自体はキャラも可愛らしいですし、ゲーム画面を見ればわかるようにお互いにインクをまき散らして戦うゲームです。
相手にインクをかければ倒せるというゲームなので、グロテスクなシーンも全くありません。
それだけに、親御さんからするとスプラトゥーンをやって発狂する気持ちがわからない部分もあります。
スプラトゥーンで泣いたり怒ったりするのはなぜ?
実はこのゲーム、大人がやっても負けたときはかなり悔しいです(笑)
私もすっかり社会の荒波にもまれる大人ですが、スプラトゥーンで心の中では大喜びしたり、怒り散らしたりします。表には出しませんけどね。
これだけ夢中にさせてくれるゲームというのは中々ありません。
私もゲームが好きで小さいころからやっていますが、気持ちの面でこれだけ揺り動かされるゲームはめったにないです。
相手に一方的にやられる悔しさもあれば、自分は頑張ったのに、味方が思ったように動いてくれなくて負けてしまうこともあります。
勝ち続けることができた一方で、連続して負けることがあったりすればイライラしてしまう気持ちもあります。
お子さんが泣いたり怒ったりする裏には色んな背景があります。
スプラトゥーンが子供に与える影響は?
確かにゲームをやってただ怒ったりキレたりするだけでは、スプラトゥーンが子供に対して悪影響なのではないかと感じてしまうのも無理ありません。
ですが、スプラトゥーンは子供の成長につながる一面もあります。
例えば、負けてしまった時、なぜ負けてしまったのか?
どんな武器だったら勝てたのか?どう動いたら負けたのか?
私のような大人は意識的にこうしたことを考えますが、子供はただ純粋に「勝ちたい!」という思いから勝つための戦略を無意識的に考えます。
先ほど味方が思ったように動いてくれなくて勝てずにイライラしてしまうという例をあげましたが、思ったように勝てない時が続くと、味方のせいにするのではなく、動けない味方をどうフォローするか、自分勝手に動くのではなく、味方と連携して戦うことで勝つ確率が上がることに気づくはずです。
スプラトゥーンは基本的に言葉を使って味方とコミュニケーションをとることは出来ません。
だからこそ、仲間である自分の味方の動きをしっかり見なければならないと気づいてくるはずです。
そして、勝ち続けることもあれば、負け続けてしまうことがあることそのものに気づくことができます。
何でもかんでも自分の思い通りになるわけではない。
それでも少しずつ自分のプレイが上手くなり、スプラトゥーンをプレイする中で勝つためにはどうすればいいかを気づくことによって、それはお子さんの中でも一つの自信と成長に繋がるはずです。
ゲームで大げさな…と思うかもしれません。
確かにゲームなので、そういった狙いは別にしてただ楽しめばいいのです。
だけど、スプラトゥーンをやって発狂したり泣いたり怒ったりするマイナスな面だけではなく、そのマイナスな面を乗り越えてプラスにしていけば、お子さんにとっても良いことがたくさんあると私は感じています。
楽しむ余裕があることが強さにつながる
何より一戦一戦ごとに感情を爆発させるようなプレイより、ただ純粋にスプラトゥーンを楽しむようにプレイしたほうが上手くなりやすいです。
その証拠は私です(笑)
楽しんだもの勝ちとはよく言ったもので、ニコニコプレイしたほうが結局強くなるのです。
そのことをお子さんが気付けるようになれば若くして「不動心」を身につけられるかもしれません(笑)
スプラトゥーンが子供が発狂するまとめ
私はスプラトゥーンが大好きです。
だからこそ、スプラトゥーンをやっているお子さんの親御さんにもスプラトゥーンのことを好きになってほしいです。
スポーツと同じで負けて悔しい気持ちは大事ですが、悔しがるだけでは強くなれません。
ただ、子どもは大人も驚くスピードで悔しさを力に変えることもできます。
それをスプラトゥーンで実現してくれたら、スプラトゥーンのファンとしてこれほどうれしいことはありません。
なんだか全体的に大げさな文章になってしまいましたが、あくまでゲームとして楽しむ心は忘れずにプレイしてほしいですね!