バッテラストリートのガチホコルールをプレイしたことがある人は一度は経験したことがあると思うが、このステージは終わる時は一瞬でガチホコゴールまで決めることができる。
逆に言うと相手より優勢な状況でも逆転ノックアウトを食らいやすいステージともいえる。
その理由は明白。
ガチホコゴールまでの2つのルートのうち、狭い道を行く裏取りルートが非常にホコを止めづらいマップ構造になっているからだ。
しかもこのステージはガチホコの位置から正面ルートに行くより、裏取りルートに行く方が近いという特殊なマップになっている。
よってこのステージはガチホコを持って攻めるのはそんなに難しくない。
難しいのは相手にホコを取られた時の止め方だ。
そのあたりを中心にバッテラストリートのガチホコの立ち回りを解説していこう。
バッテラストリートのガチホコルート
まずバッテラストリートのガチホコルートを紹介しよう。
上の図を見てもらうと分かるように、中央橋の下から右の方へ上りながら攻めていくルート(以降正面ルートと呼ぶ)と左の裏道を狙っていくルート(以降裏取りルートと呼ぶ)がある。
ステージ全体もやや狭いため、ガチホコゴールまでの距離も短くなっている。
なので短期決戦で勝負がついてしまうこともよくある。
他のステージはガチホコを取ってから正面ルートがまず目の前にあり、裏取りルートは相手がいることが多いのでなかなか使えないことが多い。
ところがバッテラストリートでは何とホコから裏取りルートの方が近く、しかも相手もいないことが多い(もしくは倒しやすい)ので、裏取りルートをメインに使うことが多い。
(正面ルートは坂道を登って行く間に相手の攻撃を食らいやすい)
他のステージであれば正面ルートをメインに、裏取りルートは相手のいない隙を狙って進むのが基本だが、バッテラストリートでは逆になる。
バッテラストリートでガチホコの基本的な立ち回り
バッテラストリートのガチホコではまず初動からホコを割りたい…所ではあるのだが、ホコめがけて一直線に向かうと相手にすぐに裏を取られるので注意しよう。
上の写真の赤丸の位置から相手が攻撃してくることがあるので、相手インクが少しでも見えたら要警戒。
そしてもちろん中央の橋の上からも狙われることが多いので橋上も見ておこう。
逆に初動から相手の裏を取るために左に進んで中央の橋や自陣側で上の赤丸の位置に当たる高台を狙うのもアリ。
初動は色々な動きができるので、自分が動きやすい動き方を試してみてほしい。
バッテラストリートの場合は攻め方はこんな感じ。
1人はホコを持ち裏取りルートに抜けるためにガチホコショットを撃つ、1人はホコの近くで近づく敵を倒す、1人は中央橋上と相手陣を見る、そして最後の1人は全体のサポートをする。
そして、ホコがどちらかのルートに入ったら、3人中1人はホコとは別のルートから攻めていって相手の背後を取る。
特に裏取りルートを攻めている時は相手が固まりだしたら進みにくくなるので、相手の背後を攻撃してさらにホコを前に進めよう。
正面ルートを使うタイミング
正面ルートを使うタイミングは相手が裏取りルートを警戒している時。
ガチホコを奪ってから相手を倒した時、相手はどこに向かうか考えてみよう。
そう、裏取りルートを潰すためにリスタート地点からまっすぐ左の方へ向かってくる。
そんな時には正面ルートが手薄になりがちなので、方向転換して正面からガチホコゴールを狙おう。
もう1つ正面ルートを狙うタイミングは相手にガチホコを進められた後の反撃のタイミング。
特に自陣側の裏取りルート周辺でガチホコを止めた後の反撃は正面ルートの方が近いため使っていこう。
バッテラストリートのガチホコで勝てないパターンあるある
バッテラストリートのガチホコで勝てない人によくありがちなのが、自分は攻めて相手を倒しているつもりでもいつの間にかホコを持たれて一気にカウントを進められてそのままカウントリードを奪い返せず負けてしまう…というパターン。
リザルト画面を見て「自分はキル取ってたのになー」なんて思っている人は要注意だ。
このステージは極端に言うと裏ルートの入り口を相手に破られた時点で相手に一気にカウントを進められてしまう。
この入り口部分だけはなんとしても奪われてはいけない。
ではこの部分を奪われないようにするにはどうすればいいか?
正解は自陣側裏取りルートを起点にして塗りを広げていくことだ。
上の図を見てほしい。
マップ各所に数字の番号を振ってあるが、ここは塗りでの優先順位。
この優先順位を参考に塗りを固めていくと相手にガチホコを持たれても進行を遅らせることができる。
ポイントとなるのは自陣側近くとステージ右奥の優先順位。
他のルールであれば自陣側近くを塗り固めるのが基本だが、ガチホコの場合はそれよりステージ右奥を塗っておいた方がいいだろう。
なお、マップ上橋の上の優先度は6番目だが、橋の下は2.5くらいの優先度なので塗り意識を高めよう。
(橋上は重要地点だが、完全に奪うのは難しいため優先度を下げてある)
全体としては優勢に戦えるのに、いつも一瞬でガチホコを進められて負けてしまうという人は是非実践してみてほしい。
ガチホコを止める時は裏に全員いかない
ガチホコの止め方もお伝えしておこう。
正面ルートはシンプルに相手を倒して数を減らすことを考えればいい。
ただし裏取りルートは道が狭いため、ガチホコショットがかなり厄介になる。
ガチホコが裏取りルートに入ってしまった時は全員で裏に回らずに、正面にも1人か2人行って挟み撃ちするように相手を倒すようにする。
そうするとガチホコを倒した後周囲にいる相手も倒しやすくなる。
味方の動きを見ながらどちらから止めに行くべきか判断しよう。
バッテラストリートのガチホコまとめ
ガチホコゴールまでの距離が短い上に、裏取りルートがリスタート地点からでないと止めにくいこともあってカウントを一気に進めやすいのがバッテラストリートだ。
攻める方は楽だが、守る方はかなりきつい。
その守るコツは相手のホコ進軍のスピードを遅らせることとホコを綺麗に止めること。
ホコ進軍のスピードは塗りで、ホコを止めるには味方と挟み撃ちで連携して止めよう。
実は初動でホコを割ってすぐに奪って裏取りルートに向かう電撃作戦も意外とうまくいくことが多い。
特にB帯くらいまでなら初動のガチホコバリア割りで相手を倒した時は積極的に狙ってみよう。20秒で決着がつく。
バッテラのホコはスピーディな戦いになるが、その緊張感を楽しんでいこう。