新しく追加されたスペシャルウェポンであるウルトラハンコ。
発動すると巨大なハンコを手に、猛然と前に突っ込んで敵を蹴散らしていく。
その迫力で相手を圧倒することができるぞ。
また、ただ単に前方を攻撃するだけでなく、縦に回転して前後と上の相手を攻撃したり、ハンコそのものを投げつけて攻撃するということも可能だ。
豪快な見た目のわりに、結構いろんな使い方ができるのが面白い。
今回はそんなウルトラハンコの強い使い方や発動するタイミング、回転・投げ攻撃をするときに意識しておきたいポイントなどを紹介するぞ。
ウルトラハンコの基本性能を紹介
ZRを押している間は、ハンコを激しく振り下ろしながら前進していく。
この間、前方からの攻撃をかなり防ぎやすくなる。
ただし、無敵というわけではなく振り下ろしている間に攻撃が当たれば正面でもやられてしまうことはある。
また、一度たたきつける動作を初めてからもZRボタンを離したり、ZLでイカセンプクすれば動きをキャンセルすることができる。
よく実戦で使う動きになるので覚えておこう。
発動時間は約9秒間だ。
ダメージはハンコが直撃すれば100ダメージ。
また、わずかではあるがかすりダメージ判定もあり、その時は30ダメージになる。
また、前方へ叩きつけるだけでなく、ジャンプ⇒ZRを押すことで一回転して前後と上にいる相手へ攻撃することができる。
ただし、範囲はあまり広くなく、試し打ち場での金網上でも倒すことができないほど(上図参照)。
また、ウルトラハンコは投げることもできる。
投げ方は発動中にRボタンだ。投げた場合、そこでスペシャルは終わる。
まっすぐ飛ぶのではなく、放物線上に飛んでいくので、地形的に上にいる相手にも届くぞ。
投げた際には直撃ダメージの他に爆風ダメージもあるが、爆風のダメージは最大60、最小30とキルは出来ない。
投げる飛距離はほぼスプラチャージャーと同じ。
ただ、飛ぶスピードはややゆっくり目なことには注意だ。
ウルトラハンコの強い使い方とは
振り上げる動作が大きく、また攻撃するためには相手に近づかなければいけないことから、相手と対面しているときに使ってもほとんどキルできない。
そこで使うコツを3つ紹介する。
1つは、通路や狭い道で使い、一方的に攻撃を防いで倒していく使い方。
発動中、側面や背後に回られやすい中央地帯で使うのではなく、ハンコ攻撃の幅くらい程の道で使えば、ほぼ一方的に相手を倒すか下がらせることができる。
そして、ほとんどの相手は下がって対処してくる。
そこでもう一度イカセンプクして場所を変えて追撃するか、下がった瞬間にRボタンでハンコを投げつけて攻撃する。
ハンコのプレス攻撃一回だけで倒そうと思わずに、投げなどを絡めると上手く倒しやすい。
2つ目はイカセンプク⇒不意打ちで縦振り。
感覚的にはスプラローラーで待ち伏せキルをするのと似ている。
通常のZRだと攻撃モーションが大きいので、待ち伏せキルをするときは縦振りで攻撃していこう。
スプラローラーより若干攻撃までも早いし、少々の高台にいる相手にも攻撃が届くのが強みだ。
3つ目はハンコ投げによる攻撃。
特に遠くにいるチャージャーなどに対して、発動⇒すぐに投げ(あるいはセンプクして近づいてから投げ)をすることによって、意外とキルを取れることが多い。
逆にハンコ投げは高い場所から相手の移動地点を予測してちょっと先に投げるような使い方もできる。
キルを取るためには、ハンコ投げが結構キモになってくるので、使うことを忘れないようにしよう。
対シェルターにはかなり強い!?
ウルトラハンコの大きな特徴として、ボムやシェルターの傘、スプラッシュシールドなどを一撃で壊してくれるというものがある。
これは使える場面は結構限られるように思えるが、仮に相手がシェルタータイプの場合、傘の防御を貫いて攻撃してくれるので、他のスペシャルウェポンと比べてかなりキルできる可能性が高い。
対シェルターであれば、割と強引に近づいてプレス攻撃をしても倒せる場面も多いぞ。
もし相手チームにシェルターがいる場合は、どんどん狙って倒していこう。
実はメインは縦振りとハンコ投げなのではないか、という考察
実際に使ってみると、想像以上に通常のハンコプレス攻撃は相手に当てずらい上に反撃で倒されてしまいやすい。
むしろメインはジャンプによる縦振り。
あるいはハンコ投げ攻撃なのだと感じた。
縦振りは結構中央地帯でも相手と戦えることが多いし、センプクキルも狙いやすい。
ハンコ投げは警戒して距離を取る相手に結構刺さることも多い。
とにもかくにも、発動してからすぐにハンコを振り下ろすより、一回イカセンプクして姿を隠したほうがキルを取れると感じたぞ。
で、ウルトラハンコって実際に強いの?どうなの?
実際に私スルメが使ってみた感想としては、正直言うと現時点ではあまり強いスペシャルウェポンではないと感じた。
ちょっと変わったスプラローラーを一定時間手に入れる、という感じでスペシャルウェポンならではの戦局を大きく変える力はやや弱いのではないかと思う。
もう少し縦振りの範囲などが変わったり、正面の攻撃を防ぎやすくなるとまだ使い道もあるのだが…。
ただ、ボムやスプラッシュシールドの物体、シェルタータイプの傘を壊せるのは強い。
また、狭い通路が多いホッケふ頭などでは大きく強みを発揮することができる。
そう考えると、万能なスペシャルウェポンというよりも相手とステージによって、役に立つ時と立たない時が結構大きく変わりやすいスペシャルウェポンということも感じたことの一つだ。
ウルトラハンコの使い方や立ち回りのコツまとめ
ウルトラハンコ、見た目にはかなり派手だし、動きもとてもコミカルで私は好きなのだが…。
他のスペシャルウェポンに比べると、キル性能がやや低かったり、少し癖が強かったりと、なかなか使いこなすのも一筋縄ではいかないスペシャルウェポンだと感じた。
ただ、主な使い方をセンプクからの縦振り攻撃と投げ攻撃だと切り替えれば、意外とキルを取れる場面はある。
動き回る相手には縦振り攻撃、遠くから攻撃してくる相手には投げ攻撃で対応すれば、厄介な相手を倒すことも可能だ。
また、狭い通路やシェルタータイプの相手がいる場合は、かなり強みを発揮できる場面も多いだろう。
現状、装備されている武器も少ないが、これからもし色んな組み合わせでウルトラハンコを使えるようになれば、新しい使い方も出てくるだろう。
まだまだいろんな使い方を模索したいスペシャルウェポンだ。