スプラトゥーン2から新たに加わったカーリングボム。
投げると地面をまっすぐ進み、壁に当たると跳ね返って動く。
そして一定時間が経つと爆発する。
相手へのけん制や攻撃の他にも、インクを塗りながら進んでくれるので相手陣地へ切り込む時に道を作るような使い方もできる。
一方で、狙った位置で爆発させにくかったり、高台にいる相手には攻撃が届かなかったりする。
今回はそんなカーリングボムのサブ性能アップ、インク効率アップ(サブ)などの影響や強い使い方を紹介しよう。
カーリングボムの基本性能
まずカーリングボムの基本性能を確認しておこう。
カーリングボムを投げると地面をまっすぐ進み、壁に当たると跳ね返る。
投げてから一定時間が経つと爆発する。
カーリングボムの上には敵味方共にみられる爆発までのタイマーがあり、タイマーが赤くなると減速して爆発する。
ちなみに、投げる前にRボタンで構え続けている時も爆発までの時間が進むため、短い距離を投げたい時はしばらく構えてから投げるといい。
庫のテクニックは着地狩りの場面などに使える。
ボムの爆風による直撃ダメージは150。爆風ダメージは30。
また、地面を進んでいる最中のカーリングボムにも攻撃力があり、当たれば20ダメージになる。
4/25アップデートで大きく性能が変化したぞ!
4/25のアップデートにより、カーリングボムの性能に大きな変化が起きた。
公式にある記載は以下の通り。
・Rボタンを押し続けている時間に応じてボムが大きくなり、移動中の塗りや、爆発による塗りやダメージを与える範囲が広がるようにしました。
・Rボタンを押し続けている時間に応じて、使用後のインクが回復し始めるまでの時間が短くなるようにしました。
上の写真を見てもらうとわかるように、一回Rを押しただけの状態だと、移動距離はこれまでと変わらないが爆風がかなり小さくなっている。
逆にRボタンを押し続けてから使うと移動距離はこれまで通り短いが、かなり爆風が大きくなっていることがわかる。
この変化によりRボタン一回押し⇒相手陣地への移動・塗り返し・攻め込む動線消し。
Rボタン長押し⇒近くの相手へのけん制、キル。
と役割がかなり明確になった。
Rボタンを一瞬だけ押したときのカーリングボムではキルは期待できなくなったといってもいいだろう。
使い分けが非常に大事になるので気を付けよう。
サブ効率アップ・サブ性能アップのカーリングボムへの影響
ボムの性能を上げるサブ性能アップギアを装備した時はカーリングボムの速度がアップする。
結果的にカーリングボムをより遠くまで投げることができる。
勘違いしやすいが、ボムが爆発するまでの時間が長くなるのではなく、速度が上がっている点は覚えておこう。
また、インク効率アップ(サブ)をメインギアに3つ、サブギアに2つ以上入れることによって、インク満タンの状態からカーリングボムを2回連続で投げることができるようになる。
残りのサブギアにインク回復力アップを入れておくと、カーリングボムの回転率がものすごい高いギア装備が完成する。
一度試してみるのも面白いかもしれない。
カーリングボムの強い使い方とは
カーリングボムを狙った位置で爆発させるのはなかなか難しい。
壁に反射させて相手の後ろで爆発させる…的なことは決まればカッコイイが、実戦で狙って出来るのは稀だろう。
ということで、カーリングボムはスプラッシュボムやキューバンボムのように相手をキルするために使うより、メインウェポンで仕留めるためのアシストとして使うのがいい。
一番シンプルな使い方はカーリングボムを投げて相手への道を作り、近づきながらの攻撃。
あるいは相手の人数が少ない手薄な場所や裏取りルートをカーリングボムを使って高速で移動し、相手の背後を突いて攻撃する。
このような『移動手段』としてのカーリングボムはシンプルな作戦だが、十分実用的で強い。
ギアのイカニンジャと組み合わせると移動していることがばれずにさらに効果的だ。
また『移動手段』に似ているが、『逃げ』にもカーリングボムは役立つ。
後ろが相手のインクで塗られていても、カーリングボムで道を作って相手と距離を広げることができる。
相手と対面している時にジャイロで後ろを向いては間に合わないので、スティック下+Yボタンで後ろを向きながらRボタンでカーリングボムを投げて逃げ道を作ろう。
不利な状況の時は態勢を立て直すのも立派な戦略の一つだ。
カーリングボムを戦略的に使う
戦略的な使い方をするなら、カーリングボムを投げられた相手がどのような動きをするか先読みしよう。
結論から言うと、カーリングボムを投げたときは意外とその場にとどまる確率が高い。
それはなぜか?
相手と対面した時にカーリングボムを投げた場合、相手がまず警戒するのはボムの後ろを移動して攻撃してくること。
なので、カーリングボムの動線の一部を攻撃してクリアリングしてくる。
カーリングボムが爆発したら、次にそのまま自陣まで伸びた動線を塗り返してくることが多い。
つまり、相手はカーリングボムの爆発を嫌がるよりも、自陣まで伸びた動線が嫌でその場で塗り返してくることが多い。
これを利用して、カーリングボムの後ろを追いかけるのではなく、相手がカーリングボムに気を取られている間に他の道を塗って相手に近づくことができる。
また、もし相手が下がった場合は相手に近づけなくとも、周囲を塗り広げて前線を押し上げることも可能だ。
バトル序盤でカーリングボムを投げて、その場でイカセンプクして相手がどのようなリアクションを取るか(塗り返すか、それとも無視するか)を確認しておくと、さらにカーリングボムを使った時の相手の行動を先読みしやすくなる。
カーリングボムでキルするなら曲がり角での爆発を狙う
カーリングボムは直接的にキルを取るのにはあまり向かないが、バトル中キル目的で狙うとすれば曲がり角で爆発するように投げることだ。
上の写真のように、相手からすると急にカーリングボムが飛び出してきたような場所で爆発するようにすると避ける間もなく倒しやすい。
爆発までの時間を調整しつつ、狙ってみるといいだろう。
カーリングボムの使い方まとめ
カーリングボムは地面を滑るように進む。
狙った位置で爆発させるのは難しいものの、インクを塗りながら進むことで相手への道を作ったり、相手の動きを制限することが可能。
使い方としては、カーリングボムで直接キルを取るよりも、メインウェポンでキルするためのアシストに使おう。
シンプルにカーリングボムの後ろを追いかけて攻撃するのもいいし、カーリングボムを投げた後、相手が動線を塗り返す時間を利用して回り込んだり塗り広げたりする使い方をするといい。
また、キルだけでなく逃げる時にも役立つ。
もしカーリングボムでキルを狙いたいときは曲がり角で爆発させるように投げてみよう。
相手からすると急に目の前にカーリングボムが出てきたように見えて倒しやすい。
色々と使える場面があるので、バトル中も積極的に使っていこう。