新しいサブウェポンとして登場したタンサンボム。
その名の通り、まるで炭酸飲料のようにシャカシャカと振ることでボムが強力になるというちょっと変わったサブウェポンになっているぞ。
イカたちがシャカシャカしている姿はとても可愛らしいが、中身は結構エグい感じだ。
このタンサンボム。
ちょっと癖のある使い方なので、どうやって使えばいいか混乱してしまう人も多いだろう。
キル狙いというよりも進む道を作ったり、相手の逃げ場を塞ぐような使い方を意識すると使いやすいだろう。
今回はそんなタンサンボムの使い方などをご紹介しよう。
タンサンボムの特徴は?
タンサンボムは投げた後地面を跳ねるように爆発して塗りと攻撃を仕掛けるサブウェポンになる。
Rをおして構えている間、キャラがシャカシャカとタンサンボムを振るような仕草をし、少しずつパワーが溜まっていく。
最大までパワーをためることで3回連続で爆発して攻撃することができる。
1回目より2回目、2回目より3回目のほうが爆発範囲は広い。
Rを押しているだけでなく、コントローラーを動かしたり、スティック操作などをすることで素早くパワーが溜まるようになっていくぞ。
威力はボムに直撃するように当てれば50ダメージ。爆風で35ダメージだ。
ただ実際直撃判定してくれる範囲はかなり狭く、実戦ではほとんど35ダメージで入ることがほとんどだろう。
つまり最大まで3回パワーをためたうえで、爆風を3回当てれば相手を倒すことができる。
ただ、実際3回相手に爆風を当てるというのは難しく、せいぜい1発か2発当てるので精いっぱいだろう。
また、このタンサンボムのもう一つの特徴として、実際にボムが爆発する場所だけでなく、投げた軌跡上も地面を塗り進むようになっている。
まるでカーリングボムのように塗られるぞ。
後ほど紹介するが、これを利用することで道を作り出すような使い方もできるぞ。
タンサンボムのインク消費量・インク効率
タンサンボムのインク消費量は60%。
正直、個の塗り能力のわりにインク効率はかなり良い方といえるだろう。
2連投するにはインク効率アップ(サブ)をメイン1個、サブ3個積む必要がある。
ただ、他のボムと比べて2連投する意味はほとんどない。
サブ効率アップを入れる優先度は正直あまり高くないだろう。
タンサンボムの効果的な使い方とは?
タンサンボムはキルを取るという意味では正直あまり実用的ではない。
そもそもバトル中に相手と対峙している状況で3回溜めできることもそれほど多くないし、相手としても逃げる余裕はあるからだ。
だが、タンサンボムの一番の強みは塗り能力にある。
先ほども紹介したように、タンサンボムは投げて地面につくまでもインクの塗りが発生するため、前方に素早く道を作ることができる。
カーリングボムよりも素早く道を作ることができる。
さらに、爆発によって塗り広げる範囲もなかなかに広い。
最大までためずに1段階溜め状態でも十分塗りを広げることができる。
このようにタンサンボムを利用して前方に道を作ったり、相手陣地側で爆発させて足場を広く奪ったりと、塗りに関しては他のボムよりもかなり使い勝手がいいだろう。
カーリングボムよりもインク消費が軽く、上から下に向かって投げたり、下から上に向かって投げやすいタンサンボムのほうがこうした道づくりや塗りのけん制能力は強いだろう。
長めの爆発時間&投げてからの爆発までの時間を利用しよう
タンサンボムのもう一つの特徴は爆発時間の長さ。
1段階でもためることができれば、十分ボムを投げた場所周辺のけん制になる。
これを利用して向かってくる相手の進行方向を横切るようにボムを投げたり、投げた地点に突撃してメインウェポンと連続攻撃を仕掛けたりといった立ち回りをしていこう。
また、地面を転がすように投げれば早く爆発するし、上に向かって投げれば放物線を描いている分、爆発がやや遅くなる。
相手との距離によって下投げと上投げを使い分ければ、より相手にプレッシャーを与えられるだろう。
1段階溜めをメインに立ち回るといい
タンサンボムの最大溜め(2段階溜め)は強力だが、少し時間がかかってしまう。
なので、実戦では1段階溜めを基本にして、相手との距離が開いているときは2段階溜めで対応していこう。
スティックを動かしたり、ジャイロを利用したりと、溜める方法はいくつかあるが、私はやはりBボタンのジャンプが視点もズレることなく楽だと思う。
1段階溜めの場合、Rボタンを押してからBボタンを2連打すれば溜まる。
これを知っていると、実戦でもR⇒B2連打とスムーズに指が動くので、素早くためることができるだろう。
(ジャンプを2回ではなく、Bを素早く2回押しで溜まる。)
タンサンボムは強い?弱い?
タンサンボムは単純なキル性能で言えば、正直他のボムに劣る部分はあるが、投げた後の道づくりや爆破による塗り性能はかなり強い。
また、長い爆発を利用した相手のけん制なども考えると十分に強いと私は思う。
個人的には強化版カーリングボムみたいな印象だ。
カーリングボムのインク消費量が少なくなり、上に向かって投げられるようになったと考えればかなり強いだろう。
ただ、武器との相性がかなり重要なサブウェポンであるとも思う。
例えば今後出てくるかはわからないが、射程の長い武器と組み合わさるようなことがあれば、メインウェポンでも道づくり的な塗りが出来るのであまりタンサンボムは役に立たないだろう。
逆に始めてタンサンボムが搭載されたノヴァブラスターのように射程も短く塗り能力も弱い武器と組み合わせれば、弱点を補うことになりかなり強くなる。
このように、単純なサブウェポンの性能だけでなく、もう片方のメインウェポンが何か?というのも強さを左右するサブウェポンになるだろう。
タンサンボムのまとめ
タンサンボムを使ってみると実感すると思うのだが、かなりスペシャルウェポンの溜まる速度が速い。
これはそれだけタンサンボムが塗れているということであり、それがやはり一番のタンサンボムの強みだろう。
この記事を書いている時点ではまだタンサンボムが導入されてから間もなく、皆一生懸命その場でジャンプしながらシャカシャカしてるので、けっこう隙が大きくやられている人も多い印象だ。
だが、そのうち1段階溜めと2段階溜めを使いこなすようになってくると、かなりお互いに機動力のあるバトルが展開されていくことだろう。
まぁ、個人的には皆シャカシャカやってるのはそれはそれで楽しい光景なのでなくなってほしくない気持ちもあるが(笑)
ナイスダマもそうだが、せっかく面白いサブウェポンが出てきたので、少しでも多くの武器に搭載されてほしい。