ガチヤグラのA帯で勝つにはやぁ、スルメだ!

ガチマッチもA帯になってくると、どのプレイヤーも立ち回りや戦い方がうまくなってくる。
単純にエイム力や撃ち合いに勝つだけではなく、状況を読んで動いたり攻めと守りの切り替えを素早く行ったりする必要がある。

ガチヤグラの場合は相手の数を減らしてヤグラを進めるという基本的な進め方の他にもA帯で勝ち抜くために意識しておきたいポイントがいくつかある。
特に私が実際に戦ってみて感じたポイントやA帯でありがちな失敗例をもとに勝つためのコツを紹介しよう。

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ガチヤグラA帯で勝てない!その理由とは

A帯に出てくるプレイヤーは私から見てもみんな撃ち合いは上手い。
もちろん1回のバトルであまり倒せずに逆にたくさん倒されてしまうこともあるだろうが、それでも0キル7デスとか極端に相手を倒せずに終わってしまうことはないはずだ。
負けてる時でも5キル8デスとか7キル9デスとか意外とリザルトはわずかにデスが多いくらいではないだろうか?

しかし、私から見るとその「撃ち合いで勝てる」という自信がかえって足を引っ張っているように感じる。
具体的に言うと味方の状況や塗り状況を考えずに突っ込んでいって倒されるプレイヤーが特に多い印象だ。
これでは安定してヤグラを進められない。

ガチヤグラはプレイヤーの生存状況がヤグラを進める一番の判断材料になっている。
相手の人数が少なければヤグラに乗ることができるし、逆にこちらの人数が少なければヤグラに乗られてしまう。
当たり前のように思えるが、このことが分かっていないプレイヤーが多い。

例題:こんな時あなたはどうする?

例えば、今味方が1人倒されて3人、相手が4人の状況。
あなたはスプラシューターを持っているので、前線で撃ち合って相手を倒すことができる武器だ。
ここで相手を倒せば3vs3になるので不利な状況を戻せる。
さてあなたはどう動くべきだろうか?

もちろん100%に近い確率で相手を倒せる状況(相手の背後を取っているなど)であれば、迷うことなく目の前の相手を倒せばいい。
でもそうでなければあなたの取る行動は『ちょっと時間をおいて味方の復帰を待ってから相手を倒す』だ。

なぜか?
ここであなたが相手を倒そうと動いて前に出たとしよう。
一人は倒せるかもしれない。でも、相手は4人いるということは1人倒しても残り3人。
1人倒している間に他の相手プレイヤーが気づいて相手を倒した瞬間にあなたも倒される確率は非常に高い。
そうなると2vs3の状況になってしまい、相変わらず不利な状況は変わらないままだ。

味方が2人の状況なら相手はヤグラに乗るだろう。
こちらはヤグラを止めようとするなら、ヤグラの前に姿を現さなければいけないので、自陣側の高台など有利なポジションをとっていても苦しい戦いになってしまう。

このように味方の生存状況と相手の生存状況を見ながら攻め時と引く時を考えて動くようにしよう。
とにかく突っこんでいって相手を倒せればその分有利!という戦いをしていると安定して勝てない。

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ガチヤグラの立ち回りで意識してほしい”塗る”ということ

A帯の立ち回りでもう1つ意識してほしいことは塗り状況
戦いに夢中で塗りを軽視する人がかなり多いが、その結果相手に裏取りされてヤグラを進めなかったり、相手をせっかく倒したのにまたすぐに倒されてしまって一気に形勢不利になっていることが多い。

もちろん、ホットブラスターとかスプラチャージャーとか塗り能力が低い武器を持っている時は相手を倒すことを第一に立ち回るべきだ。
だが、そこそこ塗れるブキを持っていながら相手を倒すことだけを考えて動いていると、知らず知らずのうちに相手のインクだらけで動けなくなってしまうぞ。

よく考えてみてほしい。
ヤグラは決まったルートを通り、しかも近道は出来ずカウントを1ずつ減らすしかないのだ。
だからヤグラの通り道とその周辺を塗り固めるだけで戦いは随分楽になる。

塗り状況を良くしておけば、ヤグラに乗った相手にも色んな方向から襲い掛かることができる。
そうすれば相手も倒しやすくなり常に有利な状況を作りやすくなるぞ。

これは相手にヤグラを進ませないことにもつながる。
A帯になれば1回のバトルで必ず自分たちが押している時もあれば、相手に押される時もある。
その時相手の攻撃時間を出来るだけ短くし、すぐに反撃に移ればその分勝ちやすくなるのは明白。
特にガチヤグラはヤグラを守っている方は地理的に有利な分、心理的にはヤグラを止めようと焦ってしまうので、塗り状況が悪くても突っ込んでしまいがち。
そんな時のためにあらかじめ塗り状況を良くしておくことが大切だ。

今一度基本に立ち返って、周囲をしっかり塗るということを実践してみてほしい。

ヤグラをあえて進ませるという判断

ガチヤグラでは最終的にカウントリードをしていればバトルに勝つことができる。
なので、自分たちがカウントリードを大きくとっている(あるいはすぐに逆転できるくらいのカウント)なら相手のヤグラをすぐに止めに行かないほうがいい場合もある。

例えば自分たちのカウントが30カウントで相手が80カウントくらいまで進んできていたとしても慌てて止めに行く必要はない。
ここで最悪なケースはカウント的に余裕があるのにヤグラを一人で止めに行って相手に返り討ちに合い、人数振りのままヤグラを進ませられてしまうケース。
こういう時はカウント50くらいまでは相手にヤグラを進ませる気持ちで、まずヤグラの通り道とその周辺を塗りつつ味方4人でヤグラを奪いに行くことが大事。
相手はヤグラの上かヤグラ周辺にいることはわかっているのだから倒しやすいはず。

特にガチヤグラにはカンモンポイントもステージに2か所か3か所あるので、リードしている時はそのカンモンポイントで奪い返せばいいくらいの気持ちでいたほうが戦いやすい。

A帯ではこのような状況判断もしっかりしていこう。

ガチヤグラA帯での立ち回りと勝つコツのまとめ

今回紹介した勝つコツは基本的なことのように思えるかもしれないが、特にA帯のプレイヤーの動きを見ていると相手を倒すことを第一に考えすぎていることが多く感じる。

冒頭でもお伝えしたように確かに撃ち合いや相手を倒す能力があるために、相手を倒すことを第一に動きたくなる気持ちはわかる。
だが、それでうまく相手を倒せればもちろんいいが、倒されてしまった時はただ不利になって負けてしまうだけだ。
強気に攻める時、相手の攻撃を耐えながら凌ぐ時、これらの状況判断をしながら動くと安定して勝てるようになる。

当サイトでは各ステージのガチヤグラの戦い方も紹介しているので、そちらも合わせて見てもらうとより勝率が高くなるだろう。

あなたのガチヤグラの勝利に少しでも参考になれば幸いだ。

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