ジェットスイーパーとジェットスイーパーカスタムの立ち回りの違いやぁ、スルメだ!

スプラトゥーン2のジェットスイーパーとジェットスイーパーカスタム。
メイン武器の性能は全く同じで、スペシャルウェポンも遠距離系のハイパープレッサーとマルチミサイル。
サブウェポンはジェットスイーパーが設置型のポイズンミストで、ジェットスイーパーカスタムが近~中距離に強いクイックボムという組み合わせだ。

この2つの武器、立ち回りとしては一見共通している部分が多いように感じられて、どちらを使うにもただの好みによる違いしかないように見える。
だが、確かに共通点も多い反面、それぞれ得意とする場面や実現したい立ち回りが微妙に異なってくる。

今回はそんなジェットスイーパーとジェットスイーパーカスタムの立ち回りの違いについて解説しよう。

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ジェットスイーパーとジェットスイーパーカスタムの基本性能の違いとは?

ジェットスイーパーとジェットスイーパーカスタムのメイン武器の性能は全く同じ。
一度触ったことがあるプレイヤーならご存知の通り、圧倒的な射程が魅力の武器だ。
詳しい基本性能についてはそれぞれの武器解説のページで紹介しているので、参考にしてみてほしい。

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ポイントになるのはサブ・スペシャルの違いだ。

ジェットスイーパーは設置型のポイズンミスト。
動きを遅らせ、インクを消費させる霧を着弾地点に発生させる。
ジェットスイーパーカスタムはクイックボム。
直撃で60ダメージ。爆風で35ダメージ。
インク満タンからギアの補助がなくても2発連続で投げることができるのが魅力だ。

このようにサブに関しては明確に補助型と攻撃型でタイプが違う。
当然立ち回りにも大きく影響する。詳しくは後述。

スペシャルはジェットスイーパーがマルチミサイル。
ジェットスイーパーカスタムがハイパープレッサー。
どちらも後方から相手を攻撃するタイプの武器という共通点があるが、狙いは微妙に異なる。

ジェットスイーパーとジェットスイーパーカスタムのサブの違いが生み出す立ち回りの違い

ジェットスイーパーでのポイズンミストは使うタイミングがかなり限られてくる。
というのも、ジェットスイーパーのメイン射程を使えばポイズンミストを使わなくとも相手を近づけさせないようにできるし、ポイズンミストを設置した所でその周囲で撃ち合うような場面はなかなかないからだ。

ジェットスイーパーを使う時のポイズンミストの役割は主に2つ。

  1. 裏取りルートや自分の死角となる方向に設置しておいて、相手の接近を防ぐ。
  2. ポイズンミストを投げて相手の進路(動線)を絞って、メイン攻撃で狙いやすくする。

1番と2番では設置する場所が違ってくる。
1番は文字通り、相手の進路をふさぐようにして使う。
狭い通路や自陣側に飛び移ってこれるような高台などに投げつけて封鎖する。

だが、2番は通路や道を完全に封鎖しては意味がない。
むしろちょっと隙間を開けておいて、相手がその隙間を通る所を狙い撃つ。
応用すれば、ステージ中央など広い場所でも使えるテクニックだ。

このようにジェットスイーパーとポイズンミストはあくまでジェットスイーパーのメイン攻撃を補助するために使うことが主で単独で使う意味はほとんどない。
ところが、ジェットスイーパーカスタムのクイックボムは逆だ。

例えばスプラシューターやヒッセンという武器なら、クイックボムを投げてからメインウエポンで攻撃する(あるいはその逆)という通称「クイックボムコンボ」がある。
ところが、ジェットスイーパーカスタムの場合、クイックボムを当ててからも2発~3発当てなければならず、そもそも連射速度もあまり早くないのでクイックボムとの組み合わせ攻撃を仕掛けにくい。

そのため、主な用途は接近してきた相手に対してクイックボムの接近戦で応じたり、足場や壁を塗ったりといった使い方が主になる。

まとめると、ジェットスイーパーとポイズンミストはメインウエポンの攻撃を補助してくれるが、サブが攻撃手段にはならないので近~中距離の対抗策がほぼない。
一方で、クイックボムはジェットスイーパーカスタムの弱点である近~中距離をカバーできるサブだが、ポイズンミストのようにメインウエポンとの組み合わせでは使いにくい。

どちらが強い、弱いというよりもどんな立ち回りをしたいか、バトル中どんな場面で苦戦するかで使い分けるべきだろう。

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ハイパープレッサーとマルチミサイルでの立ち回りの違いは?

ハイパープレッサーとマルチミサイルはどちらも遠距離攻撃系のスペシャルウェポン。
発動位置は同じだが、その前後の行動が変わってくる。

ハイパープレッサーの場合は相手をキルするか、レーザーで相手の行動を制限するかの使い方になる。
そのため、発動前にある程度相手の位置を把握しておいて、発動してから相手の位置が透けて見える能力で微修正して攻撃していく。
当然相手の逃げ道などをあらかじめ塗りでふさいでおけばその分当てやすくなる。
このようにハイパープレッサーは発動『前』にやっておきたいことがいくつかある。

一方、マルチミサイルは発動することで相手の位置をチェックし、ミサイルが相手の頭上に行く間に追撃したり、態勢を立て直すような使い方になる。
できるだけ多くの相手をロックオンすることも必要だが、裏取りを狙ってきている相手への対応などマルチミサイル『後』の動きを重視しながら使うことになる。

このように同じ遠距離系でも発動前後でやっておきたいことが違うので、意識して立ち回ってみよう。

ジェットスイーパーとジェットスイーパーカスタムでルールごとに使いやすいのはどっち?

最後に、各ルールでどちらが使いやすいのか簡単に紹介しておこう。
メイン武器が同じなので、そこまで大きく違う訳ではないが、参考にしてみてほしい。

ナワバリバトル
⇒ジェットスイーパーの方が使いやすい。
何といってもマルチミサイルで塗りポイントを稼ぎやすい。
ジェットスイーパーなら1,000pt超えることもあるが、カスタムの方だと800pt前後に収まってしまう。

ガチエリア
⇒ジェットスイーパーカスタムの方が使いやすい。
…とはいってもガチエリアの場合はほとんどどっちでもいいようなものだが、メイン武器でもクイックボムでもエリアを塗れるのでジェットスイーパーカスタムとした。
ただ、相手がガチエリア周辺にきている時のマルチミサイルも結構相手にプレッシャーを与えられるのでどっちもどっちだ。

ガチヤグラ
⇒ジェットスイーパーの方が使いやすい。
何といってもヤグラ周辺に相手が集まるのでマルチミサイルでの4体ロックオンがしやすい。
さらにヤグラはルートが決まっているので、ポイズンミストも仕掛けやすい。

ガチホコ
⇒ジェットスイーパーカスタムの方が使いやすい。
ステージ全体的に動き回るルールでガチホコの道を切り開くために、裏取りしてくる相手も多いのでクイックボムで迎撃する場面も多くなる。
また、ガチホコ周辺に相手が集まりやすいので、ハイパープレッサーも当たりやすい。
ガチホコバリアをハイパープレッサーで割れるのも便利だ。

各ルールでどちらを使うか迷う人は参考にしてみてほしい。

ジェットスイーパーとジェットスイーパーカスタムの立ち回りのまとめ

それぞれのメイン武器性能は同じ
違いはサブとスペシャル。

特にサブの違いは大きい。
ポイズンミストの場合は投げてジェットスイーパーに近づく道の1つを封じたり、相手の進路を誘導してメインウェポンを当てやすくしたりといった組み合わせが前提の使い方になる。
一方で、クイックボムはジェットスイーパーが苦手な近~中距離での反撃に使えるが、メインとの組み合わせでは中々使える場面が少ない。

スペシャルは発動位置は同じだが、発動する前に色々準備したいのがハイパープレッサー。
発動した後に色々動いていきたいのがマルチミサイルだ。

色々と書いてしまったが、どちらもそれぞれ得意なことと苦手なことがあるので、ぜひ両方使ってみてほしい。

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