2018年2月11日に行われたニコニコ闘会議2018(@幕張メッセ)。
スプラトゥーン甲子園やサーモンランバイト体験などスプラトゥーンの熱気がムンムンこもっていた幕張メッセでボルテージが最高潮になったのが、そう。
あのテンタクルズが登場したハイカライブだ!
私スルメも当日は東京湾を泳いでうまいこと水揚げされて、現地の会場で楽しむことができた。
ライブの模様はニコニコ動画や後日アップされるであろうYouTubeで楽しむこともできるので、今回は現地目線でどんな感じの雰囲気だったのかお伝えしよう。
ハイカライブってなんぞや?
当サイトをご覧頂いている方はハイカライブの存在はもう知っているかと思うが、一応説明しておこう。
スプラトゥーン2でステージ発表をしてくれたり、フェスの時にはクールな音楽で盛り上げてくれるテンタクルズ。
彼女たちが普段披露している代表曲を生で披露してくれるのがハイカライブだ。
え?いつもゲーム内で聞いているからいいって?
ちっちっちっ。
ハイカライブはテンタクルズの歌声に合わせ楽器の生演奏があり、迫力が段違いなのだ。
さらにさらに現地ではAR技術によってヒメやイイダが立体感を持って登場してくる。モノホンのテンタクルズや!
さらにさらに普段ゲーム内で聞いている楽曲からアレンジされた「フェスのお祭り騒ぎ用」というもうテンションがめちゃくちゃ高まる状態になっている。
さらにさらにさらに「レッドホットエゴイスト」などバトル中にしか聞けない音楽でもテンタクルズの二人によるヒメのダンスパフォーマンスやイイダの演奏パフォーマンスが見られる。
スプラトゥーン2ファンのみならず、聞いたもの全てを虜にしてしまう、こんな興奮するライブがあるだろうか。いや、ない!(反語)
ハイカライブ当日の様子はこんな感じでした!
当日は17時からハイカライブ開始の予定。
その前にスプラトゥーン甲子園関東Cブロックがあったので、決勝戦を見届けてから会場に向かったのだが…。
30分前にしてかなり人がいる。
どうやらその前のゲーム音楽ブースから聞いている人がほとんどそのままハイカライブも聞くようである。
これは作戦失敗だった…。
中央にある二つのカメラ用タワーがなんとも邪魔な位置になってしまった。
…と残念がっていると、さらに後ろに続く人、人、人!
どうやらこの位置でも全体の半分より前の位置のようで、もう見渡す限りの人でライブ会場が埋め尽くされてしまった。
男性、女性、家族連れ、カップル…。色んな人がいて、多くの人がスプラトゥーン2を愛していると改めて実感した。
そして17時。…になってもまだ始まらない。
少しずつ楽器の音がして会場が「きたか…?」的な雰囲気に包まれる。
固唾を飲むとはまさにこのこと。
17時5分ごろ!
遂にハイカライブがスタートする!
ゲーム内ニュースでおなじみの「たらたらたらリー♪」から始まって会場も「キタ――(゚∀゚)――!!」と一気にボルテージがマックスに!
テンタクルズの二人の会話の後、ついに二人が会場に姿を現す。
来た来た来たぞー!
どうやら後ろの方になってしまうと二人の姿はあまりしっかり見れないようだ。
加えて、私はそれほど身長が大きくないため頭越しに見ることもできなかった。
ただ、時折左の方にチラチラっと見えるヒメちゃんが…!
写真では光の塊みたいになってるが、肉眼ではちゃんとヒメちゃんだと確認できた。
ちなみに上の方にモニターがあり、ライブ中継している動画と同じ映像はちゃんと見ることができる。
楽曲はどれも大盛り上がり!そしてシオカラーズが!
最初の曲はフェス中に広場で流れるウルトラ・カラーパルス。
フェスのダンスがとってもかわいいので、ダンスを生で見れないのは残念だったが、曲だけでもかなりテンションが高まる。
生演奏で会場で聞くとこれほど迫力が違うのかと、早くも私に鳥肌が立ってきた。
リップル・リフレイン、レッド・ホット・エゴイスト、フルスロットル・テンタクルとテンタクルズのクールでホットな楽曲が続く。
フルスロットル・テンタクルズでは前日に『サビの部分でタオルを回して盛り上げて頂きたい!』という公式のツイートがあったが、当日残念ながらタオルが売り切れていたため振り回すことはできず。
私の周囲の人もタオルを持っている人はあまりいなくて、サイリウムで盛り上げていた人が多かった。
恐らく私も含め、会場にいる人のほとんどがこれらのバトルの曲を聞きながらフェスで戦いまくっているわけで、曲を聞くだけで意味もなく戦闘態勢になってしまう(笑)
その熱気が会場のあちこちから湧いてきて、どんどんみんなが引き込まれていくのが肌で感じられた。
フルスロットル・テンタクルズが始まる前に「これで私たちの曲はラストです」というイイダの一言。
でもファンは知っている。あの二人組が出てくることを…!
ということでその後登場したのはシオカラーズのアオリちゃんとホタルちゃん!
楽曲は『あさってcolor』。私もゲーム内でこの音楽を初めて聴いたときは目頭が熱くなったものだった。
それを生で聞ける。これほど最高なものがあるだろうか。いや、ない(反語2回目)
このあさってcolorのダンスパフォーマンスもファンに初公開。
とくに一番私がグッと来たのがアオリちゃんとホタルちゃんが二人が向き合ってお互いの存在を確かめるようにアイコンタクトしているシーン。
ヒーローモードをやっていると、このシーンもさらにグッとくる。助けて良かった…。
次の楽曲はお馴染み『ハイカラ節』!
やっぱりこの曲は何度聞いても踊りたくなってしまう。
会場の人も音楽に合わせて「ヘイ!ヘイ!」とノリノリである。
ハイカライブ シオカラ節 pic.twitter.com/tx36fCGlYN
— スルメ@きわめイカ!スプラ2 (@kiwameika) February 13, 2018
ハイカラ節が終わった所でハイカライブは終わり。いやー、良かった良かった…。
と思ったらまた出てきた!?
「やり残した曲がある」って、あれ?なんかあったっけ?
アオリちゃんが「会場の皆さんも一緒に歌ってもらっていいですかー!」という言葉が出てきたところでも会場の人の頭には「一緒に歌う?」と頭に?が。
でも実際にアオリちゃんが「ラーララー」の部分を謳ってくれた時に会場の人の「おー!」という歓声!
「イマ・ヌラネバー!」だ!
しかもテンタクルズの二人とも一緒にパフォーマンスするという!
シオカラーズとテンタクルズの夢のコラボだ!
イマ・ヌラネバーのハイテンションな曲に合わせてこの日一番の盛り上がりを見せるライブ会場。
「ラーララー」を歌う場面では会場の皆から声が出てきててまさに一体感があった。
この前振りだけでみんな歌えるのって、今冷静に考えたらすごいことだ。
イマ・ヌラネバーが終わり本当の本当に最後の曲が終了。
興奮と楽しさの余韻を残したまま、テンタクルズとシオカラーズは舞台を後にしたのだった。
ハイカライブ、さいこーーーーーーー!
次回のハイカライブに行く人は絶対抑えておきたいこんなこと
ハイカライブ(シオカライブ)そのものはこれまでに何回か開催されているが、実際に現地に行ったのは初めて。
公式のライブ映像や現地リポートは綺麗な感じにまとまっているが、実際に行ってみると「こんな情報事前に知っとけばよかった!」的なことがいくつかあったので、次回ハイカライブが開催されるときに行こうと思っている人は是非参考にしてみてほしい。
1.当日は早めにライブ会場入りすべし!
今回30分前にハイカライブの会場についたが、写真や動画で見てもらうと分かるようにかなり後ろになってしまった。
曲は十分聞こえるのだが、テンタクルズやシオカラーズの生の姿は後ろからだとほとんど見えない。
ハイカライブは彼女たちのダンスパフォーマンスや演奏パフォーマンスも魅力の一つなので、ぜひ見たい所。
そのため、もし前で見たい人はもっと早く。
1時間から2時間前にはライブ会場に行っていい位置を抑えておこう。
2.サイリウムやタオルなどのグッズを用意すると楽しい!
その場でノリノリになるのも楽しいが、サイリウムやタオルなどのグッズを用意してからライブに臨むと一体感が出てさらに楽しい。
先ほども触れたがタオルは売り切れてしまったので、もし次回タオルがあるなら早めに会場で勝っておこう。
また、サイリウムは当日会場で売っているが、3,500円と少し割高。
出来れば事前に購入しておきたい。ネットショッピングやドン・キホーテなどでもっと安く買える。
3.ライブでノリノリな雰囲気は少し苦手…⇒ただ聞いてるだけでもOK!
普段あまりライブに行くことがなく、サイリウムを持ってワーワーやるようなノリはちょっと苦手…という人もいるだろう。
でも安心してほしい。
確かにライブ映像などを見るとみんなノリノリなように見えるが、実際現地に行くと体全体で楽しんでいる人もいれば、じっと曲に耳を傾けている人もいる。
肩で小刻みにリズムを刻んでいる人もいれば、ひときわ大きく「ヘイ!」という人もいる。
ちなみに私の周辺では普通にただ聞いているだけという人はかなり多かった。
つまりハイカライブでの楽しみ方は本当に人それぞれなのだ。
どんなノリでもスプラトゥーンが好きであれば楽しめるぞ!
(小さな声で言う)主催者側に配慮してほしいこと
ハイカライブを開催してくれた主催者さんには感謝しかない。
テンタクルズ、シオカラーズの二人をはじめとしてスタッフさんには本当に頭が下がる思いだ。
なので、要望的なことはすごくおこがましいと承知の上で、あえて気になったことを書かせていただきたい。
主催者さん側の人がこれ見ることはほとんどないだろうけど。
1.テンタクルズやシオカラーズの登場位置を上にするか、会場に段差をつけてほしい。
今回一番悔しい思いをしたのがテンタクルズやシオカラーズを生でほとんど見れなかったこと。
上についているモニターで見ることができるが、それでは現地に行っている意味があまりない。
AR技術であれば、彼女たちをもう少し上の位置に登場させることはそれほど難しいことではないのではないだろうか。
あるいは観客側をもう少し高くしてくれてもいい。
もしそれも無理なら、ステージを中央にして、ステージを囲むようにしてお客さんを配置してみるのはどうだろうか。
会場で実際に二人の姿を見れたのはお客さんの1/4程度で、他の人は二人の姿を見れなかったというのはちょっと残念な気がする。
2.スプラトゥーン甲子園ともう少し時間の兼ね合いを考えてほしい。
上と関連して、今回スプラトゥーン甲子園を見てから現地に向かったのだが、それではもう遅かった。
もし次回同じタイムテーブルで組むとしたら、スプラトゥーン甲子園は見ないでライブ会場に向かうことになる。
それはそれでスプラトゥーン甲子園の盛り上がりが欠けてしまう。
スプラトゥーン甲子園を全て見て、そのまますぐ移動すればハイカライブも前の方で見れる(テンタクルズやシオカラーズの姿が見える)ようなタイムテーブルを組んでいただけると、とても嬉しい
3.ぜひ毎年やってほしい!
これだけ盛り上がったハイカライブ。
ぜひ毎年やってほしい!
というかもう武道館とか貸し切って「スプラトゥーン甲子園+ハイカライブ」で単独でイベントを組んでも十分お客さん入るのでは?とさえ思うのだがいかがだろうか?
みんなで戦った後はみんなでそのまま盛り上がる!みたいな。
ハイカライブはマジで楽しいから皆行ってみて!
これまでのハイカライブ・シオカライブの映像を見て「これ現地で見たら絶対楽しいだろうな~」と思って今回行ってみたのだが、その私の期待を軽々超える楽しさだった。
生の演奏の迫力、会場の熱気…。これらがあると本当に体の底からエネルギーが湧いてくるのを実感できる。
そして何よりこれだけスプラトゥーン2のことが大好きな人たちと一緒に盛り上がれるということそのものが本当に幸せなことだった。
出来れば会場の人全員とサーモンランでもやって楽しみたかった。
次回開催があるかはわからないが、もし行ったことのない人はぜひぜひ、行ってみてほしい。
最高の興奮と歓喜があなたを待っているだろう。