当サイトを以前からご覧いただいている方はご存知かと思うが、私は武器の立ち回りでローラー系の紹介をこれまで1記事も作っていない。
それはなぜかというと、絶望的にローラーが下手だったから(というか今もシューター系ほど上手ではない)だ。
正直私が教えてほしいくらいだったのだ。
だが、ヒーローモードを全てローラーでやり、ナワバリバトルでちょこちょこ練習し、ローラー専用サブ垢でガチマッチを潜ったり、やられるパターンを真似してみたり…と色々やってみた結果、A帯くらいまでならそれなりに戦えるようにはなった。
C帯でも苦戦したことを思うと、「よく頑張った、自分!」と言いたい。
ということで今回はローラーが苦手な私がどのような点を意識したらそれなりに立ち回ることができたのか。
そのコツを紹介しようと思う。
ローラーが苦手な人はぜひ見てほしいし、ローラー上級者の方は感覚的な自分の強さの根拠を確かめる機会にしていただきたい。
なぜ私はスプラトゥーン2のローラーが下手なのか?
私は前作WiiU版のスプラトゥーンもやっているが、その時もローラーは上手くなかった。
もともと中距離以上の武器を主に使うことが多い私にとって、ローラーは真逆の武器と言える。
だからローラーが下手な私の原因の一つは『苦手な距離感』ということはいえるだろう。
恐らくこの記事をご覧いただいている人も『近づくと倒しやすいのはわかるけど、そもそも近づけないよ~』と思う人は多いのではないだろうか。
シューター系のようにどこまで届いているかもわかりにくいので、相手の目の前で一生懸命バシャバシャやってるのに攻撃は全て空振っていて、何度相手にやられたことか。
うんうん。これは言えそうだ。
だが、同時にボールドマーカーやプロモデラーではそれなりに戦えることを考えるとこれだけが原因ともいえない。
次に単純に照準が出ない武器が苦手なのではないかと分析した。
確かにシューター系のエイムの合わせ方とローラー系のエイムの合わせ方は違う。
これも確かに下手な原因なようだ。
だが、私はスロッシャー系はそれなりに戦えるのだ。
だとすると照準だけの問題でもなさそうだ。
私がローラーが下手な一番の原因は…
そして最終的にやっているうちにあることに思い当たった。
「なんか、ローラーって塗りにくくない?」と。
そうなのだ。
私は手広く細かく塗って攻めたり守ったりするのが好きな戦闘スタイル。
反面、ローラーは塗れないことはないが、ローラーのバシャバシャではシューターのようにきれいに塗り広げられないし、縦ぶりでは細い一本道だけだし、コロコロは時間がかかる。
私の思い描く塗りとローラーの塗りが一致しなくて思ったように立ち回れなかったのだ。
塗ってある場所で戦う分には問題ないが、相手陣地で細かく動きながら塗ったりセンプクしたりして戦う動きができない。
そこをシューターと同じように戦おうとするから下手だったのだ。
ということで、まとめると私がローラーが苦手な理由は次の3つ。
これらを解消するようにすればもっとまともになるのでは!?
少し希望が見えた。
ローラーが上手くなるための立ち回りとは?
ということで、苦手なポイントを一つずつ解決するために私が意識した立ち回りを紹介する。
ローラーを使うのが苦手な人はまずは一つからでもいいから意識してみてほしい。
ローラーの距離感がつかめない⇒射程把握と直接殴る意識で!
まず前提として、ローラーの横振り、縦振りの射程を把握しておく。
ここで大事になるのが、攻撃がギリギリ当たる距離ではなく、50ダメージ以上入る距離を把握しておくこと。
試し打ちのラインで言うと線二本分の距離が大体の目安になる。
そして、基本的には近接武器なので相手に近づくことが前提となる。
ここで私の中で感覚的にピッタリはまったのがインクをぶつけるのではなく、ローラーの棒部分で直接相手を叩くような意識で動くこと。
必然横降りの時は相手に接近するくらいになるし、縦ぶりの時は1発で倒せる距離まで相手へと詰めることになる。
インクをぶつけようとすると、どうしても一歩手前に引いてしまう。
ローラーはちょこちょこダメージを当てるよりも少ない回数で倒しきってしまったほうがいいので、それくらい接近戦を挑む感覚で攻めてみよう。
この意識で行くと攻撃しながら接近ではなく、接近してから攻撃して一撃で倒すことができるのでデスも自然と少なくなるぞ。
ローラーの照準合わせが苦手⇒試し打ちの高速イカ+ヒーローモードで基礎練習
ローラーの照準合わせは横振りに関しては先ほど紹介した「直接叩く意識」で行けば、そもそも相手の方向を向いていれば攻撃が当たるくらいまでになるので問題ない。
問題は縦振りだ。
縦振りの練習は試し打ち左奥にいる動くイカ人形の一番早いやつでやるといい。
意外と当たらない。
次にヒーローモードのタコゾネスが出てくるステージを縦振り縛りでやるといい。
動きはノロいが、動きに一貫性がないので相手を見ながら当てる練習になる。
これを何回か繰り返せば、最低限の照準合わせは身につく。
あとは実戦で磨いていくしかない。
なお、プロコンの紹介記事でもお伝えしたが、私はローラーの縦振りだけはプロコンのほうが圧倒的にやりやすいと思う。
もしローラーを極めたいと思う人は手に入れるといいかもしれない。
ローラーを使ってシューターの塗りをしようとしている⇒塗りは追い求めすぎない&地形と待ち伏せ利用
ここは私の中ではシューター系と意識を大きく変えなければならない所で、ローラーを使っているときは塗りよりキルで頑張るほうがいい。
塗りはある程度味方に任せてしまおう。
そして、塗りが不足しがちな相手陣地側で戦う時は少ないインクの中でも倒せる待ち伏せ作戦を主体に動くといい。
待ち伏せ作戦とは何も目の前に相手が通るときに攻撃することだけでなく、周囲に相手がいないことを確認してから塗り広げることも含まれる。
なので、ステージ構成を把握し、どの位置なら攻撃をやり過ごしやすいか探すのも大事になるだろう。
また、地形利用も大事だ。
高低差がある場所でも上への攻撃は縦振り、下への攻撃は横振りで対応すれば有利に戦える局面も多い。
塗りがないから戦えない⇒塗りを自分で増やすのは間違いで、
塗りがないから戦えない⇒塗りがないならどう戦うか、がローラーの追い求める道だ。
ナワバリバトルでローラー練習は不向き!?
武器の練習ならナワバリバトル、という人も多いだろう。
ところが、ローラー系は思ったより塗りポイントを稼ぐことができず、ナワバリバトルではあまり貢献できないことも多い。
正直、ガチマッチのほうがローラーの特性を活かしやすい。
特にガチヤグラは相手がヤグラに意識と塗りが集中することもあり、ローラーを使っていろんな作戦を立てながらキルを取りやすい。
私はガチヤグラ⇒ガチエリア⇒ガチホコ⇒ガチアサリの順でローラーは使いやすいと感じた。
もし「まだ上手くないからガチマッチは怖い。」という人はむしろガチマッチのほうが上手くなるかも。
ウデマエが落ちるのが嫌なら、少し手間だが私のようにサブ垢を作ってもいい。
ローラーが苦手ならまず最初はスプラローラーを使うべし
ローラーが苦手な人におススメなローラーは何といってもスプラローラーだ。
これにイカニンジャを付けた構成なら苦手な人でもキルを取りやすい。
なんといってもカーリングボムがあるので、相手への接近手段も相手陣地荒らしの手段もあるのが大きい。
さらにイカニンジャを付ければ、カーリング⇒そのまま接近して攻撃、のお手軽コンボもできる。
囲まれそうなときはスーパーチャクチを使えばとりあえず窮地を脱出することもできる。
ローラーが下手な私がそれなりに上達した立ち回りまとめ
色々なポイントを紹介したが、この中でも特に私の中で大きな転換になったのが「ローラーの棒部分で相手を叩く意識」と「ローラーでシューターの塗りを追い求めない」という二点。
この二つのことを気づいたことによって、立ち回りがかなり改善された。
また、ローラーの場合は実戦経験値もかなり大事になってくる。
皆さんも「え、こんなところにローラーが!?」「こんなところでも攻撃届くの!?」と相手ローラーに苦しめられたことは一度や二度ではないだろう。
そうしたセンプクポイント・待ち伏せポイントや攻撃の距離感を一つずつ身に着けていくと強くなっていけるだろう。
スプラローラーであれば、カーリングボムを流しているだけでも相手が警戒してくれるので、立ち回りで活躍できなくても少しはチームに貢献できる。
まずはスプラローラーで練習していくようにすると精神的にも楽だろう。
私もまだまだ発展途上。
これからもウデマエが上達するように頑張っていくつもりだ。