やあ、スルメだ!
ガチマッチもC帯を抜けるといよいよ強豪との戦いが待っている。
C帯はあっさり抜けられてもB帯で苦労するイカも多いだろう。正直私スルメもCクラスとBクラスではかなりレベル差があるように感じる。
ガチマッチの中では一番基本的なルールのガチエリアでもそれは同様だ。
エリアの確保が大事なのは言うまでもないことだが、Bランクはそれ以上のことも求められる。
今回はそんなB帯で勝てないイカが身に着けるべき戦い方と立ち回りを紹介しよう。
自分のプレイスタイルを振り返って出来ていない部分があれば是非参考にしてみてほしい。
ガチエリアのB帯で勝てない!
ガチエリアのB帯で勝てない原因として「倒す数(キル)が少なく倒される数(デス)が多い」というのはよくありがちな原因であり、確かにその通りなのだが、それであれば基本的な立ち回りを練習するしかない。
ガチエリアはナワバリバトルの延長であり、他のルールと違い「ホコを持っていたからやられた」「タイミング悪くヤグラに乗って不利になった」ということがないからだ。
ただ、そういったわかりやすい原因ではなく「敵をたくさん倒しているのに勝てない」「味方全体として倒している数も倒されている数も大体同じくらいなのになぜかノックアウトされてしまった」というようなよくわからないままに負けてしまうことがあるだろう。
恐らくこのページをご覧頂いている方も心当たりがあるのではないだろうか?
ここがまさしくガチエリアのB帯を抜け出すキモになる。
ガチエリアでB帯を勝ち抜く立ち回りとは?
ガチエリアは慌てて取り返さない
ガチエリアを取られると相手のカウントが進む。
不利な状況にしたくないために、スグに塗り返してカウントストップ、エリア奪取によるペナルティタイムを相手につけたい気持ちはよくわかる。
ところがこれを繰り返していると不利になってしまう。
冷静に考えてみよう。
相手に塗り替えされたということは相手の前線が押しあがって塗り替えされた周辺には敵が潜んでいる可能性が大きい。
その状態ですぐに塗り返すのはそう簡単なことではない。
それにカウントストップまで塗り返せたとしても周囲に相手がいたらすぐにまた塗り替えされてエリアが相手のインクで染まってしまう。
ガチエリアを塗り替えされたら意識したいのはガチエリアの周りだ。相手からすればせっかく奪ったガチエリアをキープしたいという心理になる。
なので、ガチエリアには目が向きがちだが、その周辺はおろそかになりがちになる。
ガチエリアにはボムなどを投げて目を引かせておき、その間にエリアの周りを塗ってガチエリアを奪う準備をしておく。
味方が前線に戻ってきてないならガチエリアの周辺を塗り、余裕があれば敵を倒しながら奪うチャンスをうかがう。
そして、ガチエリアの周辺を塗り反攻の準備が整ったら一気にエリアを奪取する。
このスピード感が大切だ。
エリアを取ったら前線をあげる!
ガチエリアを取ったらあとはこのガチエリアを守り切ればいい!
そう思っていないだろうか?
ガチエリア周辺で戦うのは実は守る側にとってリスクが大きい。
ガチエリア内でやられたら相手色のインクが飛び散ってしまうし、お互い攻め合っている中でうっかりエリアを取り返されてしまうと、形勢逆転されてしまう。
エリアを取ったら前線を押し上げる意識が大切だ。
ただ、相手のリスタート地点まで押し上げる必要はない。
ガチエリアと相手のリスタート地点の1/3から1/2(半分)くらいまで前線を押し上げることができれば十分だ。
エリアを守るためにはエリア周辺で戦うのではなく、そもそもエリアに来させないような位置で戦うこと。
これがポイントだ。
キル数、デス数は悪くないのに苦戦してしまう時はこの前線の押し上げが上手くいっておらず、エリア内に突っ込んでくる敵をぎりぎりで倒しているから見かけのキル数、デス数だけ良くなっている、というパターンが多い。
前線の押し上げ、意識してみよう。
自分の役割を意識しよう
自分が何の武器を選び、味方がどんな武器を持ってきたかで自分の役割が何になるのか意識しよう。
細かい役割を意識する必要はないが、主に「塗り」をメインにするか、「キル」をメインにするかは最初に意識しながらバトルを始めるといいだろう。
例えば自分が52ガロンを持ってキルメインで行こうとしても味方の編成がスプラスコープ、ノヴァブラスター、ホットブラスターカスタムだったら自分が塗りメインで戦った方がチームの勝率は高くなる。
逆にこの編成であなたまでキルメインでいくと塗り負けてしまう。
細かく味方の武器が何でサブウェポンが何でスペシャルが何で…と見分ける必要はない。
ただ、シューター、ローラー、チャージャー、ブラスター…などおおまかな見分けはつけるようにしておこう。
エリアが二つある場合は味方の動きをよくみる
ガチエリアが二つあるステージは味方4人で攻めるよりも1:3か2:2で別れたほうが効率がいい。
これは攻める時だけでなく、守る時も同じだ。
先ほどの『エリアを取ったら前線を押し上げる!』はエリアが二つある場合は、味方4人で前線を押し上げてはいけない。
必ず一人は味方自陣側のエリア周辺に待機しておいた方がいい。
味方が一人残ってくれればあなたが進んでもいいが、逆に全員前線にあがってしまったらあなたは自陣側のガチエリア周辺に残ろう。
これはエリアを取り返す時も同様だ。
正直、負けている時の裏取りに近い行為は賛否両論あるが、B帯であれば、ガチエリアが両方取られている時は、味方自陣側に3人、敵陣側のエリアに1人で打開したほうが結果的に打開しやすいと感じる。
いずれにせよ、エリアが二つある場合は特に味方の動きを見ながら動こう。
スペシャルウェポンは打開のために使う
基本的にガチエリアでスペシャルウェポンを使うタイミングはエリアを取られて不利な状況からの打開の時だ。
そして打開は一人だけではできない。
取られているエリアにアメフラシやマルチミサイルを撃ち込んでも一瞬で塗り替えされてしまうだけだ。
味方の動きに合わせて援護するつもりでスペシャルウェポンを使うのがコツだ。
なお、ステージごとの打開ルートや打開方法は別記事にて解説予定だ。
準備出来次第お届けするのでお待ちいただきたい。
ガチエリアB帯での立ち回りまとめ
ガチエリアのB帯を勝ち抜くための立ち回りで大切なのはエリアの周りに目を向けられるかということ。
エリアの周りの塗りはどうか、前線の押し上げはできているか、味方の編成と自分の役割はどうか、などなど。
単純に敵を倒したり、倒されるという数も大事だが、こうした状況判断を身につけることがb帯を勝ち抜くコツになってくる。
ぜひ何回もチャレンジしながら身に着けていってほしい。