ガチホコルールの勝率が悪い人や苦手と感じる人は多いだろう。
確かに、ホコを持った時は操作も変わるし、ガチヤグラやガチエリアと違って相手に一気にカウントを進められてしまうこともあるため、立ち回り方も難しい。
それにガチホコを持てば、ゴールしない限りは確実にデスが待っているため、出来ればガチホコを取りたくないという気持ちもあるだろう。
そんなガチホコで勝てないからとリザルト画面を見てみると、自分のキル数は多いのに他の味方のキル数は少なくて「味方が弱いから勝てないじゃん!」と思ったり、せっかく相手を倒しているのに、ホコの近くにいる味方がホコをスルーしたりして「いや、ホコ持ってくれよ!」と思わず突っ込んでしまう人も多いだろう。
ガチマッチの中でもキルデス数が激しくなるルールなので、こうしたことを想ってしまう気持ちはわかる。
でも果たして本当に味方の動きのせいでガチホコで勝てていないのだろうか?
ガチホコが味方のせいで勝てないと嘆く前に見直してみてほしい立ち回りについて紹介しよう。
ガチホコで勝てないのは味方のせいというのは半分真実、半分嘘
ガチホコで味方の動きのせいで勝てないというのは半分は真実だ。
例えば、味方が誰か1人回線落ちしてしまったら誰しも必ず苦戦するはず。
やはり味方4人が少しでもいいからバトルで貢献してもらう部分がないと勝てないのは真実だろう。
だが、リザルト画面だけを見て自分のキル数やデス数が他の味方よりも良く「やっぱり味方運に恵まれなくて勝てなかった」と言い切るのは少し違う。
というか、キルデスだけを見て勝敗の原因を探ってしまうと、ガチホコの勝率は安定しないだろう。
味方のせいで負けたのではなく、味方を活かす戦いができないから負けた。
そう考えると、ガチホコでの立ち回りもより磨きがかかってくる。
ガチホコで味方弱いと感じるのはなぜか?
ガチホコバトルで味方が弱いと感じる時はどんな時か?
味方がキルを取れないことよりもむしろどんどん倒されてしまって相手にホコを押し込まれてしまっている時ではないだろうか?
味方がどんどん倒されてしまう時は立ち回りの問題というより、苦手な武器があるか、塗り状況が悪いか、人数不利なのに突っこんでいくかの3パターンのどれかだ。
まず苦手な武器がある場合。
例えば、プライムシューターやデュアルスイーパーのような武器を持っている時、厄介なのがラピッドブラスターやRブラスターエリートなど自分の射程よりもちょっと長い射程を持つ武器。
逆にボールドマーカーなどを持っていれば、ラピッドブラスターやRブラスターエリートはそんなに怖くないだろう。
味方の武器編成を考えて、味方の武器では倒しづらいけど自分だったら倒しやすい相手がいるのであれば、優先的に倒しに向かう。
サブやスペシャルも味方の天敵となりそうな相手に集中的に使ってみる。
こうすることで味方が動きやすくなる。
また、味方の立ち回りが弱いと感じるのであれば、味方が見える範囲で戦ってあげるのも大事。
味方の近くで戦うことで味方のデス数を抑えることができるし、逆に自分がやられた時も味方が仇を取ってくれやすい。
塗り状況が悪い場合。これもよくあるパターンだ。
特にガチホコはホコバリアの爆発やガチホコショットなど、お互いの武器による撃ち合い以外でも塗り状況が変わる。
ガチホコバトルはキルが大事だと思うかもしれないが、塗りもすごく大事。
なぜなら塗りが良ければ、相手のホコは簡単に進んでこれないからだ。
相手にホコを持たれても進軍スピードを遅くすれば、味方が相手を迎え撃つ準備ができるし、ホコを挟み撃ちで止めることもできる。
ところが塗りが悪いとホコを止めるために強引な攻めをしなければならず、結果相手の反撃で倒されてしまったりする。
これは打開の場面でも重要だ。
打開するときは一旦ホコを相手陣地近くまでもっていったら、その間に中央エリアなどを塗り返しておくことが大事になる。
そして人数不利で相手に突っ込んでしまってやられる場合。
この時はむしろ自分が味方に歩調を合わせてあげて、自分が前線に出たら味方がそろうまで相手の足止め程度にしておいて、味方がそろったら一気に相手陣地へ攻める。
また、他の味方が3人とも倒されてしまったら、安全な場所に避難して「カモン!」してあげてジャンプビーコンになってあげるのも効果的。
味方の動きを操ることはできないので、自分が味方の動きに合わせてあげよう。
なぜ相手を倒しても誰もホコを取らないか?
相手陣地に入り込み、1人2人と相手を倒して、「さぁ、ホコを持ってくるんだ!」と後ろを振り返ったら、なぜかホコを持たずについてくる味方。
なんでやねーーーーん( #゚д゚)!って思わず突っ込みを入れてしまうこともあるだろう。
よくある誰もホコを持たない状態。なぜこの状態が起きてしまうのか?
もし相手が4人全員倒れている状態でそれでもホコの近くにいる味方が持たないのであれば、それは味方の動きが悪い。
確実に『味方のせい』だ。
だが、相手が1人でも残っている時。
それが例えば、チャージャーだとすればどうだろうか?
相手のチャージャーがどこにいるかわからない状態でホコを持つのはたしかに少し怖いかもしれない。
あるいは周りの塗り状況が悪い状態でローラーが生き残っている場合。
ホコ近くにローラーがイカセンプクしていると味方が感じるのもわからない話ではない。
このように、相手の数を減らしたからといってホコを持てないと考えるプレイヤーも多い。
それでもあなたからすれば持ってほしい気持ちはあるだろうが、そうした味方の動きにイライラするくらいなら、むしろ相手を倒した勢いそのままに、他の相手も倒してしまう(あるいはクリアリングしてあげる)ようにすれば、味方も安心してホコを持てる。
「ホコ持てよ味方!」で終わってしまうより「味方がホコを持てないのは何が邪魔してるのかな?」と考えたほうが強くなれる。
ガチホコで味方が弱いから勝てないまとめ
ガチホコバトルを味方のせいで勝てないと考えてしまうとただの運ゲーになってしまう。
味方が倒されてしまうのはなぜか?⇒味方が苦手な武器がいるから、あるいは裏取りなど厄介な動きを仕掛けてくる相手がいるから。
このように考えれば、これらの相手を自分がマーキングして倒してあげることで味方が動きやすくなる。
また、ガチホコバトルは塗りも重要。
味方が動きやすくなるのはもちろん、相手のホコ進軍スピードも遅らせることができるので、勝利にも直結する。
味方がホコを持たない場合は、「何が味方のホコ持ちを邪魔しているのか?」を考えよう。
自分が相手陣地を荒らしてホコの進軍ルートを作っているつもりでも、実は生き残っている相手がホコの近くで待ち伏せしているのかもしれない。
常に原因を探そう。
これらのポイントを意識すれば、立ち回りも変わってくる。
逆に自分が活躍できないバトルでも勝てるようにもなっていく。
味方運に恵まれないと感じている人は是非一度自分の立ち回りを見直してみよう。