ガチマッチの中でも一番ナワバリバトルに近くスタンダードなルールがガチエリア。
単純に撃ち合いが強ければ勝ちやすいが、撃ち合いが苦手だとどうしても勝ちづらくなるのは事実だ。
しかし、それでも立ち回りでカバーできる部分はある。
私も実はあまり撃ち合いが得意ではないので、A帯の中でも一番苦戦したのがガチエリア。
そんな私がガチエリアA帯を抜けるために意識したことを紹介しよう。
ガチエリアのA帯で勝てないのはなぜか?
ガチエリアが他のルールと違って難しいのはカウントを進められている側(負けている側)の打開が難しいからだ。
ガチホコやガチヤグラはカウントを進めるためには相手陣地に攻めていかなければならないので、攻める方が不利で守る方が有利。
ところがガチエリアはエリアを取ると取った側のインク一色になるので、むしろカウントを進めている方が有利になる。
特に私自身の立ち回りを振り返ってみると、自陣側で粘りながら相手と戦い数を減らしながら少しずつ攻めていく戦いが好きだ。
だからガチホコやガチヤグラでは反撃の機会を作れるのだが、ガチエリアでは守り主体の戦いだとそのまま劣勢になりがち。
なので、ガチエリアで大切なのは攻める意識。
特に前線を押し上げるという考え方だ。
ガチエリアで大切なのはエリアを含めた”前線”という考え
ガチエリアで大事なのはエリアを含めた周囲の塗りを確保し、前線を上げること。
エリアの近くで塗りを固めるとエリア内で戦わなければならないことも多く、リスクが大きい。
前線を上げればそれだけ戦いの主戦場がエリアから遠くなり、相手がエリアを奪うチャンスが減る。
エリアを奪った後はエリア周辺だけではなく、必ずエリアの先まで攻める意識を持とう。
A帯のプレイヤーでは例えばホッケふ頭ではエリアを取った後相手陣地まで詰めることが多いのに、フジツボスポーツクラブになると中央だけの塗りだけで左右エリアや金網向こうまで攻めないことが多い。
どんなステージでも相手の攻めの起点を潰していこう。
逆に相手にエリアを取られて不利になった時は相手の前線を崩すことが大事。
ナワバリバトルのようにバラバラに動くのではなく、味方4人中1人は相手の注意を引く役、残りの3人で相手のインクが塗られている場所を1点突破するように奪い返すと相手の前線を崩すことができる。
マップを大きく見て(俯瞰して)エリア以外の塗りを意識して戦おう。
前線の押し上げも大事だが、エリアキーパーも1人は必要
攻めている時に前線の押し上げが大切である一方で、エリアを取って前線を上げる時はエリアを守るエリアキーパーも1人は必要。
味方が攻めるために前に出たのであれば、自分はエリア近くで抜けてくる相手がいないか見張ろう。
どんなに前線を上げても、意外なルートでスルリと抜け出してくることはある。
塗り状況が有利でも、エリアを一度奪い返されるともう一度エリアに戻らなければならず、前線も押し戻されてしまう。
エリアキーパーになった時に相手が抜け出してきたのを見つけたらカモン!(倒された時はやられた!)を使って味方を呼び戻そう。
エリア打開はスペシャルを頼る
相手にエリアを取られた時に奪い返すコツはちまちま奪うより一気に塗り返すこと。
そこで役立つのがスペシャルウェポンだ。
インクアーマー以外のスペシャルウェポンは相手を攻撃するだけでなく、一時的に広い範囲を塗れるものも多い。
先ほども紹介したようにガチエリアは打開が難しいので、普通に撃ち合うだけではなかなかガチエリアを奪えない。
スペシャルウェポンの力を借りてエリアを奪い返そう。
味方の武器と相手の武器から単純な塗り合いはどちらが有利か考える
ガチエリアは武器の塗り能力が大事なのは言うまでもないだろう。
しかし、その塗り能力を考える時自分だけの武器の塗り能力だけではなく、味方と相手の総合的な塗り能力で考えてみよう。
例えば相手にブラスタータイプやチャージャータイプがいるのであれば、キル能力は高い代わりに塗り能力は低くなる。
その場合は無理にキルを取らなくてもガチエリアの塗りを意識すれば、エリアの確保もしやすくなり、味方を倒そうと前に出てくる相手を反撃で倒せばいい。
逆に自分たちの塗り能力が低く相手の塗り能力が高い場合は相手を倒さない限り、ガチエリアを確保しつづけることは難しい。
その場合はガチエリアを無理に確保に行かず、相手を倒すことを中心に立ち回った方が勝ちやすくなる。
また、この考え方の応用として相手の武器の中で塗り能力が高い相手だけは相撃ちでもいいから倒して、そのほかの相手はのらりくらりとかわしながら戦うという戦術もある。
例えば相手にプロモデラーとチャージャーがいる場合、プロモデラーは優先的に倒してチャージャーは無理に倒さない…というような感じだ。
塗りとキル。両方できるのが理想だが、難しい時はどちらかをメインに考えてみると動きやすいぞ。
ガチエリアA帯の戦い方まとめ
ガチエリアはあまり戦略・戦術的な要素は少ないが、それでもナワバリバトルと立ち回りで違う部分はある。
前線の考え方、エリアの奪い方、お互いの武器構成…。
エリアを奪うことだけを考えるのではなく、エリアを奪う前後の動きから考えて動いてみよう。
撃ち合いが苦手だから塗りが強い武器を持ってエリアを塗り続ける…というのはよくある失敗例。
塗りが強い武器を持ったらエリアの周辺を広く塗るのが正解だ。
ガチエリアで勝てない人はよくこうした考え方になりがちなので気をつけよう。
ガチエリアのA帯の戦いに少しでも参考になれば幸いだ。
※当記事はガチエリアB帯で勝てない時の立ち回りの記事をベースに作成しました。